産科・婦人科

産科

社会の多様なニーズに応えられるよう、計画分娩、夫立ち会い分娩、 個人のバースプランを尊重した分娩など、個別化対応による分娩管理を行い緊急帝王切開などへもスムーズに移行できます。 母児同室、母乳育児を推進します。

地域診療所との病診連携等の積極的導入も行い、 分娩の安全性のみならず、快適性を重視しております。

婦人科

当院の外来診療では婦人病特有の症状を改善する為に、丁寧な診療を心がけております。

  • 更年期障害
  • 名古屋市ワンコイン子宮ガン検査
  • 子宮・卵巣ガン相談、子宮内膜症検査、性感染症相談
  • 不妊相談
  • 妊娠前検査

上記の項目以外でも、ご不安な点がありましらたいつでもお気軽にご来院ください。

妊娠検査

妊娠検査のタイミングは、毎月規則正しく月経がきている人で、1~2週間以上遅れた場合などが目安となります。
ただし、妊娠4週ごろの早い段階ですと、医師による内診や検査でも、きちんと結果が出ないこともあるので注意しましょう。

また市販の検査薬の判定結果はあくまでも参考程度に考えることが望ましいです。
検査薬で妊娠がわかった場合でも、子宮外妊娠などの異常妊娠の可能性もあるので、正常妊娠かを確認するためにも医師の診察は欠かせません。

4D超音波検査について

超音波を体にあて、はね返ってくるエコーを画像化して、子宮や卵巣などの状態を調べます。
検査で得られる情報はモニター画面に映像として表示されて、検査結果はその場で説明されます。
なお、無料にてエコー映像を記録媒体へ記録できますので、SDカード/USBメモリの何れかをご持参くださいませ。

赤ちゃんのかわいい横顔です。
お口が大きく開いてますね~!

エコー中に、かわいいお口がもぐもぐ動いてる様子が見えましたよ!

この日のベビーちゃんは妊婦健診のエコー中、よく動いてなかなかお顔を見せてくれなかったのですが、、ふとした瞬間にとっておきの可愛らしい横顔を見せてくれました!

妊婦健診スケジュール

12週以降、SDカード、USBで超音波画像を録画できます。

検診間隔検査内容
妊娠初期
12週目まで
2週間に1回
  • 経腟超音波検査(8週目ごろ)
    (妊娠部位の確認、初期の胎児の発育 妊娠週数の確認など)
  • 子宮頸がん検診(8週目ごろ)
    (過去1年以内の検査で異常なしの人は行いません)
  • 血液検査(8週目ごろ)
    (貧血・血糖・風疹・B型/C型肝炎・梅毒・エイズ・血液型検査・不規則抗体)
12~23週目まで
4週間に1回
貧血検査(20週目ごろ)
24~35週目まで
2週間に1回
  • 血糖検査・HTLV検査(28週目ごろ)
  • クラミジア検査(30週目ごろ)
  • GBS(膣内細菌)検査・貧血検査(34週目ごろ)
36~40週目まで
1週間に1回
  • 貧血検査(36週目ごろ)
  • NST検査(胎児心拍モニターで赤ちゃんの心音を聞きます)
40週目以降
1週間に2回

一般不妊治療

不妊治療をお考えの方へ

お一人で悩んでいませんか?

結婚や大好きなパートナーができれば、子どもをつくり将来を想い描いている方も多いことでしょう。
しかし、タイミングや体調、生活環境などで中々思うとおりに行かないものです。
不妊治療はまだまだ未知の部分が沢山あります。
お一人で考えず、周囲の方と協力しながら一つ一つ進んでいくことが最善の近道でしょう。

当院では不妊治療のご相談や治療を行っております

不妊治療にも様々な方法があります。一概にこれが正解と言えないのが今日の医学です。
最終的には体外受精という方法もありますが、できれば体にも優しい自然妊娠が良いですよね。

不妊治療には「一般不妊治療」とは別に「高度生殖医療」があります。
先ずは、診療や検査を行って、可能な事からひとつずつ丁寧にサポートして参ります。

更年期治療

更年期とは閉経前後の約5年間のことを言います。
この時期は女性ホルモンの分泌量が減少するため、それが原因でさまざまな体調の変化が起こる方がいます。
主な症状は、突然の顔のほてり、多汗、不眠、イライラ、気分の落ち込み、記憶力低下などです。
これらの症状を更年期障害と呼びますが個人差が大きいです。
症状が重いと感じている患者さんも、「少し気になるかなあ」というような方にも一般外来から受診をお勧めしています。

健康的で楽しい更年期ライフをお過ごしいただくのが、当院の目指す更年期治療です。
治療内容は患者さんそれぞれによって異なり、ホルモン補充療法や漢方療法が中心となりますが、必要であれば他の薬も一緒にお出ししています。
更年期に当たる方で、気になる症状のある方、または更年期ではないけれども月経が不順で体調もすぐれないと思っている方はご相談ください。

月経困難症・月経前症候群

生理には、個人差があることは当然ですし、且つ心理的な要因も影響します。
下腹部痛・腰痛・頭痛・悪心などは不快な症状のひとつです。
子宮筋腫 子宮内膜症 など器質的な疾患が起因している場合もあり、早期診断による治療により、症状も軽快することが期待できます。

治療は、患者さまの症状を診断して、鎮痛剤、女性ホルモン剤、漢方薬を使用します。
最近では低用量ピルも月経量の減少・生理痛の軽減に著効するために利用を提案しています。
日常診療の現場では、漢方薬を個人の病態に合わせて使用することで症状の改善となる場合もあります。